電話マーク

お電話

メニュー

虫歯 イメージ
見出しアイコン

虫歯

虫歯って何?

「冷たい物が歯にしみる」
「ズキズキと歯が痛んだりする」
などの症状にお悩みではありませんか?
もしかするとその症状は「虫歯」かもしれません。
当院では「なぜ虫歯になったのか」原因を調べ、再び虫歯にならないよう予防することに力を入れています。
虫歯の原因やメカニズムを知って、お口の健康を守りましょう。

目次

こんなお悩みありませんか?

  • 水や甘いものを食べると歯がしみる
  • 痛みが持続する
  • 歯の表面の溝が黒くなる
  • 噛むと痛みを感じる
  • 何もしなくても激しい痛みがある
  • ズキズキとした痛みがある

虫歯について

虫歯とは

虫歯は、原因となる細菌(ミュータンス菌など)が糖質を取り込むことで酸を出し、歯の表面からカルシウムリンなどの成分が溶かされて歯に穴が開いてしまう病気のことを指します。
症状がひどくなるまで自覚症状が少ないため、自分では気がつきにくいといった特徴があります。

虫歯は歯周病とならび日本人が歯を失う二大原因の1つです。
初期症状の段階では、歯の再石灰化の力が働くことで虫歯の進行を防ぐことができますが、症状が進行してしまうと、どんどん大きくなり元には戻りません。
虫歯が進行すると神経にまで達する大きな虫歯となり激しい痛みを伴いますので、早めに治療するようにしましょう。

虫歯の進行状況

虫歯は専門用語で「カリエス」と呼ばれています。
虫歯の進行状況を表すのにカリエスの頭文字の「C」を用いてCo(歯の表面が溶けだす段階)~C4(歯の根っこのみが残っている状態)の5つの段階に大きく分けることができます。

●C0(初期虫歯)

初期虫歯の段階で、要観察歯のことを指します。
初期段階の虫歯は、歯の表面がわずかに溶け出すことで白っぽい色茶色っぽい色をしています。

C0では、痛みはほとんどみられません。

この段階であれば、年齢に応じた高濃度フッ素入り歯磨き粉で歯を磨き、食生活の改善をすることで歯の再石灰化を期待することができるため、経過観察をする場合が多いです。

 

●C1(エナメル質の虫歯)

歯の表面のエナメル質が溶かされ、小さな穴が開いてしまっている状態を指します。
この段階の虫歯はまだ小さく象牙質まで達していないため、痛みがなく、しみることもありません。

この段階であれば、COと同じく年齢に応じた高濃度フッ素入り歯磨き粉で歯を磨き、食生活の改善をしてもらい、経過観察をすることが多いです。



●C2(象牙質の虫歯)

虫歯が進行し、象牙質にまで進んだ状態を指します。
冷たい物や甘い物がしみることがあるため、状況によっては麻酔をして治療をすることがあります。

この状態の虫歯は、大きさによって白い詰め物するか型取りをして詰め物を作成するかで治療期間が異なります。



●C3(神経まで達した虫歯)

虫歯が象牙質の奥の神経にまで達して、大きな穴が開いている状態です。
この状態になると、冷たい物だけでなく温かいものもしみるようになります。

また、ズキズキとした激しい痛みを感じるのも特徴です。

神経が壊死してしまうと炎症を起こし、歯ぐきが腫れて膿が出たりするため、歯の根の中をきれいにする根管治療(こんかんちりょう)が必要になります。

●C4(歯根まで達した虫歯)

歯の上部がほとんど崩壊し、根だけが残っている状態(残根状態)です。

歯質が残っていて治療ができそうな状態であれば、根管治療をして歯を保存しますが、状態によっては歯を抜かなくてはいけない場合もあります。

虫歯のメカニズム

脱灰と再石灰化

●脱灰

脱灰とは、虫歯の原因となるミュータンス菌は、砂糖を取り込み「酸」をつくります。
脱灰(だっかい)とは、この酸によって歯のエナメル質からリンやカルシウムなどのミネラル成分が溶け出した状態を指します。
歯質が脱灰している部分は、表面が白く濁っているように見えます。

●再石灰化

再石灰化とは、歯から溶け出したカルシウムリンなどの成分が、歯の表面のエナメル質に戻ることを指します。

お口の中は飲食をすることでpHが酸性に傾きます。
酸性に傾いたお口の中を中性に戻す働きをするのが唾液です。
唾液には緩衝作用という働きがあり、食後酸性に傾いたお口の中を中性に戻し、溶け出したミネラルを再石灰化でエナメル質にもどして歯を守るためには、唾液の働きが非常に重要になります。
しかし、1日の飲食回数が多いとお口の中が酸性になっている時間が長くなって、再石灰化よりも脱灰が進み虫歯ができやすくなります。

虫歯の原因

食生活によるもの

●甘い飲み物やジュース、炭酸類などを飲む回数が多い
●長時間にわたってお菓子をだらだら食べている。
●一日に何度もおやつを食べるなど間食が多い
●アメ、ガム、グミ、キャラメルなどを一日に何度も口に入れている

虫歯の原因となるミュータンス菌が、砂糖を取り込むことで酸をつくりだし歯質をとかしますので、間食や甘い飲み物、炭酸飲料はなるべく控えるようにしましょう。
また、歯にくっつきやすい食べ物や、ダラダラと食べたり飲んだりすることも虫歯になりやすくなるので気をつけてください。

夜寝る前に歯みがきしない

就寝前は、歯磨きをするようにしましょう。
なぜなら、寝ている間は液の分泌が減り口の中が乾燥しやすくなって、細菌が増えやすくなるからです。
最後に食事をしてから歯みがきをしないまま寝てしまうと、虫歯歯周病のリスクが上がるため、歯を磨いてから寝るようにしましょう。

フッ素入り歯磨き粉を使っていない、
フッ素が入っていても濃度が低い、
歯磨き粉の量が足りない、歯磨き後のうがい回数が多い

フッ素は歯質を強くする作用がありますが、フッ素の濃度はそれぞれ商品によって異なります。
年齢に合わせて高濃度のフッ素が配合されている歯磨き粉を使いましょう。
大人であれば最高濃度の1450ppmのものを2cm使用し、うがい回数は2回までとします。
こうすることで歯の表面にフッ素がしっかり残り、効果的な虫歯予防ができます。
さらにフッ素の効果を得たい方は、1日1回フッ素うがいをすることもおすすめです。
特に4歳〜高校生くらいまでは歯が未成熟であるため、フッ素うがいを毎日やると良いでしょう。
歯磨き粉やフッ素うがい薬の詳しい使い方は歯科医院で指導を受けてください。

年齢

乳歯は永久歯にくらべて虫歯になりやすく虫歯の進行も速い特徴があります。
永久歯に生え変わっても生えてきたばかりの歯は、高校生くらいになっても歯質が硬くなっていないので虫歯になりやすくなります。

歯ぐきが下がってきた

歯ぐきは加齢歯周病が原因で下がります。
歯ぐきが下がって露出した部分(象牙質)は、エナメル質よりもやわらかく酸に弱いため、虫歯になりやすくなります。


大人と子どもの虫歯のちがい

大人の虫歯

●大人の虫歯の特徴

大人の虫歯は、「歯と歯の間」「再発した虫歯」が多いです。
詰め物や被せ物がしてある歯などは、それらのすき間に汚れがたまり虫歯になってしまうことも多いです。
また中高年になると歯周病などで歯ぐきが下がり、歯の根本の虫歯も増えてきます。
歯の根の部分は象牙質でできており軟らかく酸に弱いため、虫歯になりやすいです。

●大人の虫歯のリスク

・喫煙

たばこを吸っていると、お口の中が乾燥して虫歯の原因となる細菌が繁殖しやすくなります。
また、たばこの煙にはたくさんの有害物質が含まれているため、免疫力が低下して虫歯のリスクを高めてしまいます。

・歯並びが悪い

歯並びが悪いと、歯ブラシをするのが難しく汚れが残りやすくなるため、虫歯のリスクが高くなります。

・妊娠

妊娠中は、ホルモンの変化によって唾液の分泌量が減少しお口の中が乾燥するため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
さらに、つわりで歯磨きがしにくくなり、口の中を清潔にすることが難しくなることもあるため虫歯のリスクを高めてしまいます。
食べ物の好みの変化や間食の回数が増えることもあり、それによっても虫歯のリスクが高まります。

・虫歯リスクの高い食生活

スナック菓子甘い飲食物口の中に長くとどまりやすい食べ物チョコレートジュースキャラメルなどを1日に何回も口にしたりダラダラと食べていると虫歯のリスクが高くなります。

子どもの虫歯

●子どもの虫歯の特徴

子どもの歯は、大人の歯にくらべて歯質が薄く柔らかいため、虫歯になりやすく進行が速いことが特徴です。
いずれ大人の歯に生え変わるからと虫歯を放置してしまうと、後に生えてくる永久歯の歯並びに悪い影響を与えるだけでなく、変色形成不全が生じることもあります。

●子どもの虫歯のリスク

・おやつをダラダラ食べている

1日に何回もおやつを食べていると、唾液による再石灰化が追い付かず、お口の中が酸性の状態になります。
酸が歯を溶かすことで虫歯が発生してしまうので、おやつは1日2回までで、時間も決めて食べるようにしましょう。
子供のおやつは大人のおやつと違い、成長期のエネルギー補給の意味合いが高いです。
夕ご飯前にお腹が空いてしまう時は甘いお菓子やスナック菓子ではなく、おにぎりふかしたお芋バナナなどにすると良いでしょう。

・歯磨きがきちんとできていない

正しく歯を磨くことができていなければ、毎日歯磨きをしていても虫歯になってしまいます。
苦手な部分はどこか、どのように磨いたらよいかを歯医者でチェックしてもらい、毎日のケアに役立てましょう。

虫歯ができやすい場所

歯間

●歯間

歯と歯の間は隣どうしの歯が接触しているため、歯ブラシの毛先が届きにくく清掃するのが難しくなります。
歯と歯の間は、デンタルフロス歯間ブラシを使用することをおすすめします。

●歯とはぐきの間

歯磨きをするときは、歯と歯ぐきの境目を意識して磨きましょう。
この部分は、汚れがたまりやすいので、歯ブラシの角度を45度ぐらいに傾けて毛先をあてると良いでしょう。

●奥歯の溝

奥歯の噛み合せの部分には溝があり、その溝に汚れがたまりやすくなります。
この部分を磨くときは、できるだけ歯ブラシを細かく動かして入念に磨くようにしましょう。

虫歯の予防

●歯科医院で虫歯のなりやすさと
対策をチェック

虫歯予防の方法は、その方のお口の中の状況によって効果的な方法は異なります。
このため、歯科医院できちんと自分の状況をヒアリングしてもらい、自分に合った予防法を選択しましょう。
ただし、こういったことをきちんとやってくれる歯科医院は、まだまだごくわずかなのが現状です。
当院では、最も虫歯の原因と対策が整理しやすいと思われる、CRASP(Caries Risk Assessment Share with Patients)というツールを導入しています。
CRASPは、日本ヘルスケア歯科学会によって作成されました。
今現在、虫歯リスクが高いか低いか分かるだけでなく、ご本人が今後どのように取り組めば虫歯リスクを改善できるか分かるようにご説明していきます。

●フッ素がきちんと入った歯みがき粉を
適量使う

フッ素は歯質を強くする働きがあるため、虫歯予防に非常に効果的です。
市販の歯磨き粉を選ぶときは、大人の場合、最高濃度の1450ppmと記載されているものを選ぶといいでしょう。
子供の場合は、年齢によって適切な濃度は異なるので、歯医者さんで聞くようにしてください。
また、濃度が高くても使う量が少ないと意味がなかったり、つけすぎたりするのも良くないので、歯科医院で適切な使用量をチェックしてもらうといいでしょう。

●歯みがき後のうがいは最小限にする

フッ素入りの歯磨き粉を使って歯を磨いたら、フッ素を歯の表面にとどめておけるよう、歯みがき後のうがいは少なめの方が効果的です。

●だらだら飲みをしない
(甘い飲み物やジュース、炭酸類など)

飲み物の中には意外と多くの糖分が含まれています。
部活動やスポーツ中に飲んでいるスポーツドリンクや、仕事中に飲んでいる方も多いコーヒー飲料は、砂糖が多く含まれている場合が多いため要注意です。
甘い飲み物をダラダラと飲み続けると、お口の中が常に酸性の状態になるため虫歯になりやすくなります。

●食べたり飲んだりしたらすぐ口をすすぐ

少しずつこまめに食べていると、お口の中が常に酸性の状態になるため虫歯になりやすくなるので気をつけましょう。
料理人の方や食品の開発にたずさわる方など、どうしても飲食回数を減らせない方は、飲食後すぐに口をすすぐだけでも、口の中が酸性から中性になりやすくなります。

●一日に2回以上歯みがきする

お口の中の細菌は、唾液の分泌量が低下する就寝中に一番多く増加するため、歯は朝食前就寝前のタイミングでブラッシングするのが効果的です。
これに加えて、虫歯や歯周病を予防するために、食後もなるべく歯磨きをするようにしましょう。

●フッ素洗口を行う

フッ素洗口もによって用法用量が異なるので注意しましょう。
また、歯科医院専売品が安価(市場の半額程度)なので、歯科医院で購入されることをおすすめします。

●定期検診でフッ素塗布

お子さんの場合、歯が未成熟で弱いため、歯科の定期検診では高濃度のフッ素を塗ってもらうことも必要になります。


当院での虫歯に対するアプローチ

当院では、あらゆる年代の方の
虫歯を予防するために
「予防歯科」に力をいれています。

ゆき歯科医院は歯を治すだけの歯科医院」ではなく、「歯を守るための歯科医院」として、一人でも多くの方の歯を守るお手伝いをさせていただけるよう、全ての年代の方の予防歯科に力を入れています。
なぜなら、歯を失う原因は主に虫歯や歯周病だからです。

歯を失わないために大切なのは、その病気を治すことだけではなく、「なぜ虫歯や歯周病になったのか」原因を調べ、二度と虫歯や歯周病にならないよう予防することが大切なのです。
そのため、当院では、お口のリスクに合わせた予防プログラムをご用意しております。

治療に入る前に、現在のお口の状態をしっかり把握させていただくところから始めますので、安心してご来院ください。




よくあるご質問

歯が痛いです。虫歯でしょうか。

歯が痛い原因には虫歯以外にもさまざまな原因が考えられますので、お早めに歯科医院を受診されることをおすすめします。

虫歯にならないためにはどうすればいいですか。

一言でいうと、飲食の改善・フッ素の活用・毎日の丁寧な歯磨きが大切なのですが、実際に効果的な方法は個人個人によって異なるので、きちんとヒアリングしてもらえる歯医者さんに行くのが一番の早道です。
当院では、CRASP(Caries Risk Assessment Share with Patients)というツールを使って、飲食習慣や口腔衛生週間に重きを置いたリスク項目のチェックを行っています。
このツールを使用することで、どのようなリスクが高いか分かるだけでなく、ご本人が今後どのように取り組めば虫歯のリスクを改善できるかが分かります。

今までたくさん虫歯を作ってきました。
やはり体質でどうしようもないのでしょうか。

虫歯の発生には、唾液の性質など体質が影響する部分はありますが、それ以上にも、飲食習慣やブラッシング技術、フッ素の活用などの影響が大きいので、それらを改善することができれば、虫歯のリスクを減らすこともできます。

赤ちゃんへの口移しに気をつけて、虫歯菌に感染しないようにしてあげれば、虫歯ゼロの体質になれるでしょうか。

生まれたばかりの赤ちゃんのお口のなかに、虫歯菌は存在しませんので、口から口に直接食べ物を運ぶようなことは避けた方がよいでしょう。
しかし、現実的には虫歯菌の感染を防ぐのは非常に難しいので、あまり現実的でないかと思います。
それよりも、ご家族がきちんと虫歯を予防し、お口の中を清潔に保てていれば、虫歯菌の数は少なくなりますので、赤ちゃんへ感染しても影響は少なくなります。
逆にいえば、ご家族がきちんと虫歯予防ができていない、お口の中が清潔でない、などの問題があると、赤ちゃんも虫歯になりやすくなるので注意が必要です。

歯が黒いです。虫歯でしょうか。

ただの着色(汚れ)や、つめ物・かぶせ物の隙間、などの可能性もあるので何ともいえませんが、歯科医院での受診をおすすめします。

今まで虫歯になったことはありません。
今後虫歯になることはないでしょうか。

基本的に、虫歯になる確率がゼロだという方はいらっしゃいません。
体質や飲食習慣などの関係でたまたま虫歯になりにくかったか、あるいは虫歯になっているのに気づいていないだけなのかもしれません。
「今まで虫歯になったことがなかったから、何年も歯医者に行っていない」という人は、ほとんどの場合、虫歯があります。
また、仮に虫歯になりにくい体質だったとしても、逆に歯周病になりやすい体質である場合もあるので、いずれにしても歯科医院で定期的に検診を受けられることをおすすめします。

フッ素で健康を害したりしないでしょうか

フッ素は薬と同じで取りすぎれば毒にもなりますし、きちんと使えば虫歯を予防してくれます。
ちなみにどのくらいの量を取れば「取りすぎ」になるかというと

●慢性中毒:生後~7,8歳で2ppm以上のフッ素が入った飲料水を継続的に摂取
⇒ 1日4回歯みがきして、そのときに歯磨き粉を全部飲み込む(つばも吐かずうがいもしない)くらいの分量を摂取すると歯牙フッ素症(斑状歯)になることがある。

●急性中毒:約3~5mg/kgを接種
⇒ 体重60kgの人間が歯磨き粉1本半~2本半を全部飲むと腹部の激痛、悪心、嘔吐 などの症状が現れます。

虫歯治療が終わりました。
まずは一安心でしょうか。

虫歯の治療お疲れ様でした。
虫歯を削って詰め物をしても、失った歯の一部を人工的なものに取り替えただけで、元通りの健康な歯になったわけではありません。
「虫歯ができた原因を改善し、新しい虫歯を作らないこと」が何よりも大切です。
また、詰め物や被せ物の治療をすると、天然の歯との境目に汚れが溜まりやすく虫歯になりやすいため、より一層気をつけて歯を磨くようにしましょう。

乳歯って生え変わると聞きました。
子供は虫歯になっても問題ないし、治療もしなくても大丈夫でしょうか。

乳歯の虫歯を放置すると、後に生えてくる永久歯にも悪い影響を与えてしまうことがあります。
特に問題となるのが以下の2つの問題点です。

まず1つ目は、進行が速いことです。
乳歯は永久歯に比べて進行が速いので、虫歯を見逃すとあっという間に虫歯が進行して痛みが出てしまいます。
虫歯が進行してしまうと治療して治すしかありません。
お子様が苦しい思いをしないようにするために、なるべく早い段階で歯科医院に受診しましょう。

2つ目は、永久歯に悪影響を与えることです。
乳歯の虫歯が影響して歯並びが悪くなったり、異常を持った永久歯が生えてしまったりする可能性があります。
乳歯が虫歯になっていると、生え変わりの時期に乳歯が抜けるのが早くなったり遅くなったりすることがあるため、歯並びが悪くなることがあります。
また、乳歯の虫歯が放置された状態で永久歯に生え変わると、変色した永久歯や形成不全の永久歯が生えてしまうことがあります。
お子様のお口の健康を守るためには、大人の方以上にきちんと定期検診に通い、虫歯の予防と早期の治療が大切といえるでしょう。
実際、当院でも大人の方は3〜4ヶ月ごとの定期検診が多いですが、お子様は1〜3ヶ月程度で来ていただくケースが多いです。

なぜ一度治療をしたのに、再度虫歯になるのですか?

一度治療した歯でも、詰め物や被せ物をした歯は段差ができやすくなります。
そのため、その段差に汚れが付着することで、一度治療をした歯でも虫歯になりやすくなります。
虫歯治療が終わった後も、食生活の改善やフッ素入り歯磨剤の使用、きちんとした歯磨きで虫歯を繰り返さないようにすることが大切です。

著者 Writer

著者画像
大手 有紀 (おおて ゆき)
●使用ルーペ・ライト

使用ルーペ:アドメテック エルゴTTLルーペ 10.0倍

使用ライト:マイクロテック バタフライ 2

●経歴
■2006.3
明海大学歯学部 首席卒業

■2006.4
歯科医師免許取得

■2007.3
日本大学歯学部付属歯科病院臨床研修修了

■2007.4
日本大学歯学部補綴学教室Ⅱ講座入局

■2010.6~2013.3
日本大学歯学部補綴学教室Ⅱ講座専修医

■2013.3
日本大学歯学部補綴学教室Ⅱ講座退局

■2007.4~2019.3
東京都・茨城県・埼玉県の歯科医院にて勤務

■2019.4
板橋区志村坂上ゆき歯科医院を開設

■2024.1~
歯科材料・医療材料通販会社 フィード株式会社 医事顧問

●資格・学会
日本補綴歯科学会
日本ヘルスケア歯科学会 代議員
(オピニオンメンバー)

MEDICAL

予防歯科アイコン

予防歯科

定期検診ならお任せください。
当院では精密検査・リスク診断の結果から虫歯や歯周病の原因を追求し、患者さん一人ひとりに合わせた予防・治療・メインテナンスのプログラムを実施いたします。

入れ歯アイコン

入れ歯

入れ歯は「きちんとかめない」「かむと痛い」そう思い込んでいませんか?
そういった原因のほとんどは良い入れ歯が作られていないことです。
当院の院長は大学病院で研鑽を積んだ専門家です。
ぜひ一度ご相談ください。

虫歯治療アイコン

虫歯治療

各種、詰めもの・かぶせものの治療方法をご紹介しています。
当院では歯を削る部分が最小限で済むもの、虫歯の再発がしにくいもの、見た目が良いものなど、さまざまな治療法をご用意しています。

ダイレクトボンディングアイコン

ダイレクト
ボンディング

虫歯治療の一種。
他の詰めものとは異なり、健康な歯をほぼ削らずにすむことが最大の長所です。
1回の治療で済み、セラミック80%含有の材料を用いるため見た目にも優れた治療ですが、歯科医師の高い技術を要するため可能な医院が限られる治療です。

ホワイトニングアイコン

ホワイト
ニング

効果の高い専用の薬剤や施術前のクリーニングなど、ホワイトニングの効果を最大化するよう取り組んでいます。
ホームホワイトニング、オフィスホワイトニング、デュアルホワイトニングなど、豊富なメニューからお選びください。

審美歯科アイコン

審美歯科

当院では、メニューが豊富で施術の質にもこだわったホワイトニングや、歯のダメージを最小限にしながらきれいな見た目に改善できるダイレクトボンディングなどを行っています。

ダイレクトブリッジアイコン

ダイレクト
ブリッジ

歯を失ってしまったときの治療方法の一つ。
入れ歯でもブリッジでもインプラントでもない第四の選択肢です。
入れ歯のように取り外しの必要がなく、ブリッジのように両隣の歯を削る必要もない、優れた治療方法です。

インプラントアイコン

インプラント

歯を失ってしまったときの治療方法の一つ。
費用はかかりますが、最もよくかめて不便のない治療とされています。
専門性の高い治療となるため、当院では東京医科歯科大学所属のインプラント専門の先生が治療にあたります。

小児歯科アイコン

小児歯科

当院は歯科医師・歯科衛生士・歯科助手全員が女性です。
お子様が通いやすい、治療を受けやすい雰囲気を心がけています。

マタニティ歯科アイコン

マタニティ
歯科

お母さんの歯周病が、早産や低体重児出産のリスクを高めることはご存知ですか?
歯周病は20代から増加し始め、30代では8割の方がかかっていると言われています。
出産前にしっかり検査をして治しておくことが大切です。

ABOUT US

板橋区志村坂上ゆき歯科医院

住所

〒174-0051
東京都板橋区小豆沢3丁目12ー6
サント・エトワール1F

最寄駅

【都営地下鉄三田線】
・「志村坂上駅」A3出口より 徒歩5分
・「志村三丁目駅」より東側方面 徒歩6分

駐車場

当院指定の駐車場をご利用の方には、
40分まで補助をいたします。
▶詳しくはこちら

08:30~12:00
13:30~17:00
お電話でのお問い合わせ

03-5916-7171

 
初診予約24時間受付

BACK TO TOP

お電話アイコン

お電話

初診予約アイコン

初診予約

アクセスアイコン

アクセス

メニュー